お米の賞味期間と炊き方について

「お米の賞味期間と保存方法」

【賞味期間】

お米を常温で保存していると、鮮度・味・品質が劣化していきます。
あくまでも目安ですが、美味しく食べる事ができる賞味期間は以下の通りです。

精米の賞味期間(常温保存の場合)

秋~冬 2か月
春先 1か月
梅雨時期 20日
盛夏 2週間
※玄米の場合は若干長くなりますが、夏場は虫が発生しやすいので、常温での長期保管は避けてください。

【保存方法】

お米の保存に適している場所は、涼しくて(15℃以下が理想)暗い所です。
湿気の多い所、日の当たるところ、気温の高い所は避けて下さい。

気温が高い(20℃以上)所に保管すると、虫が発生しやすくなります。特に夏場は注意して下さい。

お米は水分を吸収しやすく、湿った米はカビが発生しやすくなります。水のかかるような場所は避けてください。

乾燥するとヒビ割れを起こすので、フタのある容器に入れ、直射日光の当たらない所に保管して下さい。
米袋のまま保管する場合は、乾燥しないように必ず口を閉じてください。

夏場などは、可能であれば、冷蔵庫の野菜室等に密封容器に入れて保存するのもお勧めです。
暗くて涼しい所に保管するのが困難な場合、特に夏場などは、1か月以内に食べきれる量を購入するのがお勧めです。

常温で長期保存をしたい場合は、無酸素状態にできる脱酸素剤を入れた袋に保存するのがおすすめです。
ネルパックなどのお米用(また食品用)保存袋に、エージレスなどの脱酸素剤入れて使用します。
ホームセンターやネットで販売されているかと思います。

【虫の発生を防ぐには】

気温が20℃以上になると虫が発生しやすくなります。
虫の発生を防ぐには、気温の低い涼しい所に保管することが一番大切です。
また、玄米でも精米と同じように虫は発生しますので、いずれの場合も夏場の長期保管はせずに、早めにお召し上がりください。

米びつ等の保存容器をご使用の場合は、以下の点に注意して下さい。
1. 必ず古いお米を使い切ってから新しいお米を入れてください。新しいお米を入れる前に容器を清掃するのが理想です。
2. 定期的に掃除し乾燥させてください。米の粉やヌカの溜まりやすい場所、お米の出入り口、隅々などは注意して掃除してください。虫が発生する原因になります。
特に、虫が発生しやすい夏場はこまめに清掃してください。また、濡れた状態でお米を入れるとカビの発生原因にもなりますので、必ず容器を乾燥させてから新しいお米を入れて下さい。

予防としてお米の中に唐辛子などをいれれば虫などが付きにくくなります。

もし虫がわいた時は、新聞紙の上に米をあけ、陰干しをして下さい。虫は出ていきます。

『ご飯の炊き方と水加減】

【ご飯の炊き方】

重要ポイント

1.お米を研ぎすぎない
最近の精米機は精度が高く、精米されたお米にはほとんどヌカが付いていませんので、昔のようにゴシゴシとお米を研ぐ必要はありません。ゴシゴシ力強く研ぐと、米粒が割れてしまいます。
軽くかきまぜてすすぐ感じで十分です。最初の方は、ヌカが多く出てきますので、水を入れて軽くかきまぜたらすぐに水を捨てます。
※無洗米は、研ぐ必要はありません。

2.すすぎすぎない
水が少し乳白色でも、それはヌカではなくデンプンですので、水が完全に透明にならなくても大丈夫です。

3.十分に浸水させる
ご飯を炊く前に、水を入れた状態でしばらくそのままにします。米粒の芯まで吸水させてやることで、ふっくらと炊き上がります。浸水が十分でないと、芯が残ったご飯になります。
夏場は30分以上、冬場は1時間以上が目安です。
浸水時間は、炊き上がったご飯が柔らかいと感じれば短くし、硬いと感じれば、長めにします。
現在は、浸水機能がついた炊飯器もあるようです。

4.ざる上げを行う場合は、ごく短時間にする。
お米を研いですすいだ後に、ざるに上げて一定時間置くざる上げは、必ずしなければいけない事ではありません。
ざる上げは、お米にひびを入らせのちに行う吸水を促進させる効果がありますが、逆にご飯が軟らかくなりすぎる場合があります。
ざる上げを行う場合は、乾燥しすぎてお米が割れてしまわないように、濡れた布巾で覆い、できるだけ短時間で行ってください。

【水加減について】

原則は、通常の量の水でご飯を炊いてみて、軟らかかったら次回から水を減らす、硬かったら水を増やします。

新米の場合も、特に水を減らす必要はありません。

昔の自然乾燥の場合のお米は水分が高い場合があったので水を減らして炊いておりましたが、現在お米の大半は機械乾燥で、水分は15%前後に仕上げられております。
また、低温倉庫で保管されたお米は一年中水分量はほとんど変化しません。
このため、現在の新米は、古米と比べて特に水分が多いという事はありません。

新米だからといって水を減らして炊くと逆に硬く炊き上がる場合があります。

もちろんお米の保管状況によって、水分は多くなったり少なくなったりします。
このため、新米古米にかかわらず、一度通常の量の水で炊いてみて、軟らかかったら次回から水を減らす、硬かったら水を増す、という微調整は随時行ってください。

芯が残るようでしたら、浸水時間を少し長めにするか、ざる上げの時間を長めにして炊いてみてください。

美味しいご飯を食べるには、お米も重要ですが、炊き方も重要です!
炊いたご飯が美味しくない場合は、一度炊き方を見直してください。